Ollama、LM Studio、Hugging Face のモデルは Mac のどこにあるか
ローカルの AI モデルは、開発者の Mac の中でも特に大きなファイルです。しかも、アプリごとに別々の場所に自分用のコピーを置いています。
結論:Ollama はモデルを ~/.ollama/models、LM Studio は ~/.lmstudio/models(または設定で選んだフォルダ)、Hugging Face は ~/.cache/huggingface/hub に保存します。Ollama のモデルは ollama rm で削除し、ファイルを直接消さないでください。
各アプリはモデルをどこに保存している?
- Ollama:
~/.ollama/models。blobs(重み。SHA-256 の値が名前になっています)とmanifestsに分かれています。環境変数OLLAMA_MODELSで別の場所に移せます。 - LM Studio:
~/.lmstudio/models。公開元とモデルごとに 1 フォルダです。LM Studio で別のモデルフォルダ(外付けドライブの場合もあります)を選んでいるならモデルはそこにあり、以前のダウンロードがデフォルトのフォルダに残っていることもあります。 - Hugging Face:
~/.cache/huggingface/hub。モデルごとにmodels--publisher--nameフォルダが 1 つ。Python のライブラリ、MLX、多くのアプリがここにダウンロードします。HF_HOMEで場所を移せます。データセットは~/.cache/huggingface/datasetsに入ります。 - その他:Whisper は
~/.cache/whisper、PyTorch Hub は~/.cache/torch。
ローカルモデルはどのくらい容量を使う?
おおよそ「パラメータ数 × 1 重みあたりのバイト数」です。70〜80 億パラメータのモデルを 4 ビットに量子化すると約 4〜5 GB、70B のモデルなら 4 ビットで約 40 GB です。同じモデルでも 8 ビットなら約 2 倍、量子化していない 16 ビットの重みなら約 4 倍になります。いくつか試すだけで、すぐに 100 GB に達します。
Ollama のモデルを確認・削除するには?
ollama list
ollama rm llama3.2:3b
ollama list は各モデルをサイズ付きで表示し、ollama rm はモデルを 1 つ削除します。blobs の中のファイルを手で消さないでください。モデル同士はレイヤーを共有しているので、blob が 1 つ欠けるとほかのモデルも壊れます。
LM Studio や Hugging Face のモデルを削除するには?
LM Studio では My Models を開いてそこでモデルを削除するか、LM Studio を閉じた状態でそのフォルダをゴミ箱に入れます。Hugging Face なら、公式のコマンドラインツールでキャッシュを一覧表示し、削除するものを選べます。
pip install -U "huggingface_hub[cli]"
huggingface-cli scan-cache
huggingface-cli delete-cache
新しいバージョンのライブラリでは、同じツールが hf という名前になっています。models--… フォルダをゴミ箱に入れても構いません。
同じモデルが二重に保存されることはある?
よくあります。Ollama で pull したモデルを LM Studio でもう一度ダウンロードしたり、Python のスクリプト経由で一度ダウンロードしたりすると、同じ重みが 2〜3 か所に残ります。まったく同じサイズのファイルが最初の手がかりで、SHA-256 チェックサム(shasum -a 256 <file>)が一致すれば確定です。Ollama の blob 名は、そのチェックサムそのものです。
ローカルモデルは削除しても安全?
はい、ダウンロードし直せるなら安全です。そのモデルを使うよう設定したアプリを除けば、Mac の中でほかに依存しているものはありません。失うのはダウンロードの時間だけです。自分でファインチューニング、マージ、変換したモデルは残しておきましょう。これらはダウンロードし直せません。