Mac のキャッシュファイルは削除しても安全?
キャッシュは、同じものを二度ダウンロードしたり計算したりしなくて済むように、アプリが保存しておくコピーです。このページを書いた Mac では、~/Library/Caches だけで 25 GB ありました。ネット上のアドバイスは「全部削除しよう」から「絶対に触るな」までさまざまです。
結論:~/Library/Caches の中のフォルダなら、1 つのアプリずつ、そのアプリを終了した状態で削除して安全です。アプリは必要なものを作り直します。最初は動作が遅くなること、そして数週間でキャッシュがまた増えることは覚えておいてください。システムのフォルダは空にしないでください。また、AI モデルのように、実際にはダウンロードしたデータで、もう一度取得し直すことになるキャッシュは避けます。
Mac のキャッシュファイルはどこにある?
~/Library/Caches:アプリのキャッシュ。アプリごとのフォルダで、ほとんどはバンドル ID(com.spotify.client)かアプリ名が付いています。~/Library/Containers/<app>/Data/Library/Caches:App Store のアプリの同じもの。各アプリのコンテナの中にあります。~/.cache:コマンドラインツールのキャッシュ。/Library/Caches:すべてのユーザで共有するキャッシュ。macOS と一部のインストーラが書き込みます。これには触らないでください。
いちばん大きいキャッシュはどれ?
du -sh ~/Library/Caches/* 2>/dev/null | sort -h | tail -15
大きい順に 15 個を、いちばん大きいものが最後になるように一覧表示します。読み取れないと表示されるフォルダがある場合は、システム設定 ›「プライバシーとセキュリティ」でターミナルにフルディスクアクセスを許可してください。
アプリのキャッシュを削除するには?
- アプリを終了します(動いているアプリは、削除している最中にもキャッシュに書き込むことがあります)。
- Finder で「移動」›「フォルダへ移動」を選び、
~/Library/Cachesと入力して Return キーを押します。 - そのアプリのフォルダをゴミ箱にドラッグします。そのあともアプリが普通に動くなら、ゴミ箱を空にします。
多くのアプリには、これを行う専用のボタンもあります。たいていは設定の「ストレージ」「詳細」「プライバシー」などの中です。ボタンがあるならそちらのほうがよい方法で、特にブラウザではそうです。
キャッシュを削除するとどうなる?
- キャッシュを作り直す間、最初はアプリの起動や読み込みが遅くなります。
- ダウンロードされていたもの(曲、地図のタイル、サムネール、パッケージ)は、使ったときにだけ戻ってきます。
- キャッシュはまた増えます。消して空くのは一時的で、ずっとではありません。
削除してはいけないキャッシュファイルは?
- システムのフォルダ:
/System、/Library/Caches、/private/var/folders。これらは macOS が自分で片付けます。再起動すると、一時データの多くが消去されます。 ~/Library/Cachesフォルダ全体を一度に、アプリを開いたまま削除すること。アプリごとに、そのアプリを終了してから削除してください。- モデルとデータセットのキャッシュ(
~/.cache/huggingfaceなど):もう一度ダウンロードすることになる数 GB のデータです。 - Caches の外にある、キャッシュに見えるだけのフォルダ(
Application SupportやGroup Containersの中):あなたのデータが入っていることがよくあります。